あこや真珠のバロックパールはあまり多くありません。

アコヤ真珠のバロックパールの美しい事といったら！

南洋真珠は、真珠貝自体が大きいため大きく豊かな真珠が生まれます。淡水真珠は昔はあまり質がよくありませんでしたが、今は大量に質の良いものが作りだされています。

でも、やはりあこや真珠の美しさは少し違います。

どこかマットでパウダリーな質感の南洋真珠と比べると、あこや真珠は虹色の光が強く現れます。
干渉色と呼ばれる、非常に美しい輝きです。

単純な光り方ではなく、緑と赤やピンクの光が一緒に現れるのです。
これは、南洋真珠や淡水真珠にはあまり多くありません。あこや真珠の特徴ともいえる美しさです。

この美しい光り方は、つるっとムラのない表面で反射するのもキレイなのですが、デコボコやえくぼ、傷（クラック）があると余計複雑に光ります。

でも、この傷や形の歪みのために、あまり市場に出回らないのがアコヤ真珠のバロックパールでもあります。

どれほど美しくても、うまくネックレスに組めないことや、基準に達しないということで品質に不備があるとされて表に出てこない事が多いのです。だから、出会うバロックパールはほとんどが淡水真珠や南洋真珠ということになります。

chicjeでは、五島列島の奈留島という離島で育てられたあこや真珠から生まれたバロックパールを中心に、強く美しく表情豊かな歪んだ真珠を多くご用意しています。